【解説】
俺を抜いても会話は成り立つ。
このことから俺は死んでいる。
Bが初めてといっているのはお葬式。
→俺は死んでいて、みんなでお葬式に行く
いついく?
女の声が聞こえた。
不気味でヒステリックな響きを含んだ声だった。
本気で質問に答えないと殺されかねない程の危うさが漂っている。
「ねぇ、あなたはいつ死にたい?」
いつって、そりゃ早死にするのは嫌さ。
四十年後、五十年後、まあそんなもんだろ。
…
…るるる、ぷるるる、
うう眠い。着信きてるな。何か変な夢をみていた気がする。
ピッ、
「おい!竹田!集合時間すぎてるぞ。いつになったらくるんだ!」
「ごめん、すぐいく」
「そう、わかった」
眠気が抜けない、俺は心霊現象完全否て…
【解説】
男は電話に答えたつもりがヒステリックな女に返答したことになってしまった。
すぐいく→すぐ逝く
自殺
少し前から外が騒がしいので様子を伺いに出てみた。
「4階で飛び降り自殺があったんだけど、不審な点が多くて時間がかかってるんだ」
「飛び降りたのは女性 4階から飛び降りて即死だったが、飛び降りる以前に打撲の痕がある
それに加え階段には何故か彼女の血痕があったんだ」
【解説】
最初に4階じゃない下の階から飛び降りて
死にきれなくて4階まで登って飛び降りて死んだ
誘拐犯
ある双子の姉妹が誘拐された。
犯人は顔を隠していた。
姉妹はそれぞれに目隠しをされ、とある廃墟につれこまれた。
犯人は姉の耳元に顔をよせ
「声をだしたら妹を殺す」と言った。
そして同じように妹の耳元に顔をよせ
「声をだしたら姉を殺す」と言った。
(犯人はヘリウムガスで声を変えています)
姉妹の顔から血の気が失せた。
【解説】
犯人は双子なのに姉妹の区別がついてる
就職試験
今日は就職の面接がある日だ。
スーツや靴も新調した。
ちゃんと目覚ましもセットした…はずだった。
電池が切れていたことに気づかないとは情けない…。
もうどんなに急いでも間に合わない。
結局30分遅れで、会場に着いた。
ドアを開けると同時に、全員に謝りまくった。
「申し訳ありません、遅れました、申し訳ありません」
みんな睨んでる。
「本当に申し訳ありません」
ひたすら謝ったけど、みんな目が怖い。
そんなんで面接は終始、重苦しい空気だった。
遅れたのは確かに悪いと思う。
だけど創設以来、会社のモットーは”アットホーム”と”寛容”だってHPにも書いてあるのに。
面接はどうなったかだって?
もちろん全員不採用だよ。
【解説】
試験を受ける側ではなく、採用側
エレベーター内の女
8階に住んでいる
仕事が忙しく帰りはいつも深夜だ
にわか雨が肩を濡らすが気持ちいいくらいに思っていた。
ただ、いつもは明るいはずのエレベーターホールがやけに暗く見えた。
暗いのもすぐに理由がわかった。
何本かの蛍光灯の1本が切れている
今に始まったことじゃない。ココの管理人は仕事が遅い
エレベーターが1階に着きドアが開いてギョッとした
中に人が居る…ドアに背を向けじっと立っている
赤いリボンと赤のワンピース 女だ
乗り込むのを一瞬躊躇したが乗らないのも変なのでそっと入り込んだ
女に背を向けた状態で8階を押した。
ボタンがどれも押してないことに気が尽き失敗したとすぐに思った。
自分の住んでる階を押したくなかった
階上ランプを見つめながらエレベーターってこんなに遅かったかって考えていた
女は後ろを向いたままじっとして動かない
8階に着きエレベーターを降りたが女は変わらず後ろを向いている
部屋に着き少し落ち着きシャワーを浴びた
ビールを飲み二缶目を飲もうとして冷蔵庫が空なのに気づいた
近くにコンビニがある。サンダルを引っ掛けエレベーターを呼んだ
ドアが開くと女が乗っていた
さっきと同じ格好で背を向けじっと動かない
今度は乗れなかった
【解説】
女は首吊している
世にも奇妙な物語
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アイドル好き
男はアイドルAに夢中だった。
安月給のため生活に余裕はなかったが使える金は全てアイドルAにつぎ込んでいた。
写真集やDVDの発売イベントには必ず顔を出し、その場でありったけの金を使うことが男の日常だった。
その日はアイドルAのバースデーイベントだった。
当然参加した男が握手待ちの列に並んでいるとアイドルAのマネージャーが話しかけてきた。
「いつもありがとうございます」
毎回イベントに顔を出し写真集などを数十冊単位で購入していく男はすっかり顔馴染みになっていた。
「Aもほんと喜んでるんですよ」
そう言われて内心嬉しくてたまらない男。
そしてようやく握手する番になった。
「わぁ!ありがと~!」
目の前でにっこりと笑いながら喜んでいる姿に男はこの上ない幸せを感じていた。
数日後、アイドルAは自宅前の路上でメッタ刺しにされて殺された。
犯人はあの男だった。
目撃証言から割り出され抵抗することもなく逮捕された。
「なぜあんなことをしたんだ」
刑事からの追求に男はボソリとつぶやいた。
「ずっと暗かったから」
【解説】
アイドルAの言った、「わぁ!ありがと~!」から、アイドルAは何かをプレゼントされた事が分かる。
「ずっと暗かったから」
プレゼントに隠しカメラを仕掛けてアイドルAに渡したが、”ずっと暗かった”、つまりプレゼントが何日も開封されないままで、カメラがずっとプレゼントの箱の中を写していた。
そのため男は怒りアイドルAを殺したのである。
妊婦
昼食をとり終えた頃、いい天気なので散歩にでも行こうと思い出た。
歩きだそうとしたとき10メートル先に妊婦がしゃがみこんでいるのが目にはいる。
すぐに駆けつけ、
「大丈夫ですか?」
と声をかけるが返事はこない。
「どうしました?」
またも返事はない。
さすがにまずいと思い
「救急車を呼びますね」
と言い、携帯を取り出した。
そのとき妊婦が口を開いた
「あのー、すいませんこの近くに交番はありますか?」
なぜ交番の場所を聞かれたのか疑問に思いながらも交番の場所をおしえる。
すると
「そうですかありがとうございます。」
と言いながら立ち上がり、続けざまに
「それではまたどこかで」
と言うと妊婦は去っていった。
なんだったのだろうかと思いながら携帯を開く。
その瞬間あの妊婦の言葉の意味を理解して僕はすぐさま家へと逃げ込んだ。
今思い出しても背筋が凍りつく。
もしあの時声をかけなければどうなっていたのだろうか。
【解説】
妊婦ではなく、妊婦のフリをして近づいた人を殺す通り魔であり、
自分はたまたま交番が近くにあったため殺されなかった。
事故
私は数年前に事故で障害を持った。
知り合いも見舞いに来て励ましてくれた。
が一ヶ月ぐらい酷く落ち込んだ。
そんな私を救ったのは歌だった、歌は私の唯一の得意なものであり生き甲斐だった。
それから毎日歌った、朝も昼も夜も、毎日毎日、だって私の得意分野だもの!
色んな人に歌って聞かせた、友達は泣いたお母さんも泣いた。
「元気そうで良かった…」だって!少し照れる。
その後単身赴任していたお父さんにも聞かせてあげた、するとお父さんの顔が歪んだ。
そしてお父さんは走って部屋を出て行った、ドアは勢いよく閉めた、と思う。
【解説】
お父さんの顔が歪んだ
ドアは勢いよく閉めた、と思う
→事故で耳が聞こえなくなった
誤送信
俺、実家暮らしなんだけどさ。さっき彼女に「今夜会える?」ってメールしようとして
間違って家にいるカーチャンに送っちまったわけwww
そしたら返信が「ごめん。○○(俺の名前)さん。今夜は会えないの」だってwww
「ちょ、お袋なにふざけてんの(笑)」って送ったらすぐに返信がきて「今どこ?」
「家だよ」ってメールしたらなぜか電話かけてきやがんのwww
出てもすぐ切るし、かと思うとまた鳴るし、テラいやがらせwww
もしやカーチャン浮気してたのかwww
【解説】
メールは強盗からである。恐らく母親は殺されてしまっている。
最初息子からのメールだと気付かず返信してしまったため、気付かれる前に殺そうと場所を聞いた。
その後、着信音から家のどこにいるか探そうとしている。つまり強盗と自分は同じ家にいる。
聞こえる会話
夜居酒屋でバイトしてた頃、残業してたらいつもの電車に間に合わなくて、
途中の寂れた駅までしか帰れなかった時があった。
その日は給料日前日で全然金なくて、始発出るまで公園で寝てたんだけど、
寒さで腹壊しちゃってトイレに行ったの。
そしたら、少しして隣の個室に人が来たんだけど、何か電話しながら入ってきたみたいで話が聴こえた。
外からは車の音とかするんだけど、トイレの中かなり静かだから、相手側の声も微妙に聴こえたんだ。
「ん?うん、分かってるって。あはは!あ、ごめんごめん。何?」
『 … … なった … … いつか … … 』
「あぁ、そーだなー。大丈夫だって。気にすんなよ。
え?おう。ぁははっ!やだよ。なんでだよ!ふふ。うん。そーなの?」
『たしか … … かけ … … し … … 』
「そうだっけ?おう … … あー、そうかもしんね。わり!ちょっと待ってて」
で、トイレから出ようとした時、
隣から「かさっ、しゅっしゅっ」と言う音と同時に、はっきり相手側の声が聴き取れた。
急に怖くなり駅まで走って、駅前で震えながらシャッターが開くのを待ってた。
ただ物凄く気味が悪くて怖かった。
思い出すとまだ夜が怖い。