【24話】生きてる人間が一番恐ろしいと感じる怖い話

14.非通知の着信

深夜に非通知から着信があった
それも、何回も。
怖かったけど無視してたら今度は
ピンポーンとチャイムが鳴り、
恐る恐る除き穴を見たら前に
街コンで知り合った人がスマホを触りながら
立っていた。

その時に電話番号交換したし
何回か電話で話したことあるけど
家は教えてないし、遊んだりも全くしてない

怖くなって試しにその人にLINEを入れてみた
起きてる?って
そしたやら外からぴろりろん♪と
LINEの通知音が。。

間違いなくやつだ!と確信し、怖かったけどしばらく除き穴で様子を見ていたら奴は諦めて帰っていった

本当に帰ったかどうか確かめるためすぐに部屋に戻ってカーテンを少し開けたら。。。

外で私の部屋を見ていた奴と目が合った。

15.『お得な』アパート

おととしまで住んでたアパートの話。

引越しをしようと決め、物件探しをしてるとき
「ちょっとした縁で安くできるから」
と、そのアパートを不動産会社から紹介された。

部屋は1K、ロフトつき、日当たりも良し。
大き目の収納もあり、交通の便もよく、ほとんど文句ない物件だったのでちょっと奮発してそこに速攻で決めた。

当時ネコを一匹飼ってた(前に住んでた部屋はペットOKのボロアパート)んだが、そのことの許可をもらうのを忘れてしまい、
「ま、あとでうまくごまかせばいいか~」
てなぐらいの気持ちでネコもつれてきた。
(トイレ、鳴き癖は完全にしつけてある、という安心感もあったし)
アパートの住人たちへのあいさつも済ませ、近所のスーパーとかを見てまわり、引越し当日は終了。
荷物も整理してない部屋で寝ようとしたとき、ネコの異変に気がついた。

玄関のドアのほうを見て、微動だにせず、ずーーーっと低い声でうなっていた。普段はそんなことしないのに。
そのときは
「ノラネコでもいるのかな?」
としか思わなかったので、そのうち慣れるだろ、と思い早々に寝てしまった。

が、次の日もその次の日も、毎日毎日、夕方ごろになるとその行動をするようになり、これはおかしいぞ、と思い、うなり続けているネコの近くに行った。
すると、なんか玄関の外で、人の気配がする。

お化けとかそういう雰囲気ではなく、明らかに人間の気配。
思い切ってドアを開けたかったが、怖くてできない。つか、そんな根性、もとからないし;;
結局、物音を当てないようにネコをかかえて部屋に戻り、ふすまを閉め寝ることしかできなかった。
それでもネコはふすま越しに玄関のほうを見てうなっていたけど。

結局、そんな毎日が続いたため、満足に寝ることができず3ヶ月で部屋を引き払うことにした。
体重も10キロおち、医者にも
「相当ストレスたまってるね」
と言われたので元のアパートに出戻りする形になった。

またアパートの住人に挨拶してくことにしたんだがこっちが
「短い間でしたがお世話になりました」
と挨拶すると、決まって全員、ネコの話をするんだ。

「このアパート、ネコとか禁止でしょ?なんで飼ってるの?」

「大家さんの許可もらわないとダメだよ」

「大家さん、ネコのことで怒ってるわよ」
とか。

一度も部屋から出してないのに。
去勢したから、大声で鳴いたことも一度もなかったのに。

最後の一人にさりげなく聞いてみた。
「なんでネコ飼ってたの知ってるんですか?」
って。

そしたら
「『アパートのみんな』で交代で見張ってたから」
と言われた…
どうやら、毎日毎日交代で(なんと、大家の指示らしかった…)オレが帰るとすぐにその日の『当番』が、ドアの前でずーーーーっと、見張りをしてたそうだ。
ドアポストからの『監視』もしてたらしく、それでネコを見つけられたみたいだった。
ネコのことで許可をもらわずに飼ってたオレも確かに悪かったが、それならそうと一言言ってくれればいいのにと反論したら、
「大家さんの指示だから…」
と言う。

その後の話を聞いてみたらどうも、郵便物も「大家さんの指示」でチェックされてたらしい…
さすがに封筒破って、まではしなかったらしいが誰から来た郵便で、てのは逐一チェックしてたそうだ。
それを聞いて、もう一日とここにいたくない、と思い一週間後だった引越し予定日を無理矢理繰り上げ、翌日引越しをした。

今ではもう、笑い話でしかないが、当時はホントにシャレにならんくらい怖かった話。
なんで「大家さん」がチェックしてたのか、不動産屋がどういう縁で安くできたのかはわからずじまいです。
つか、怖くて調べたくもなかった…

今では何事もなく、ストーキングされることもなく平穏無事な毎日。
やっぱ、値段とかに見合わない『お得な』アパートって危険ですよ…

16.追いかけてくる男

この話はちょっと心霊現象とは違うかもしれませんが、異常に恐ろしい経験だったので書き込みます。
皆さんはどのように感じるでしょうか。

大学時代の飲み会の帰りの出来事です。
最寄の駅での飲み会だったので、駅まで自転車で行き、帰りも自転車で家へ向かっていました。
夏の夜風が酔い覚ましにちょうど良かったのを覚えています。

気分よく自転車を走らせていると、前方の街灯の下に何か黒い影が見えました。
特に何も感じなかったので普通に近づいていって解ったのですが、それはうずくまった男性でした。
どうやら気分が悪いらしく、肩が大きく揺れるほどの深呼吸をしており、うめき声もあげていました。

(なんだ、酔っ払いかよ…)
そう思いつつ一回は通り過ぎたのですが、ほって置くのもなんだよな?と思い、引き返して男性に声を掛けました。

「大丈夫ですかぁ?」
するとその男性は
「ええ。」
と返事をしながら、ゆっくりと顔を上げました。
「ひっ!!」

私は思わず悲鳴を上げてしまいました。
その男性の顔は、火傷でもしたかのように酷くただれていて、元もとの顔がどんなだったかが想像出来ないほどだったのです。

私のそんな態度に気分を害したようで、その男は
「俺の顔に何か付いているのか!」
と少し怒ったような口調で言いました。

私は恐ろしくなって、その言葉が終わるか終わらないかの内に自転車に飛び乗り、一目散に逃げ出しました。
しかし、後ろから追いかけられているような気配があり、不利婿ことも出来ずに必至で自転車を走らせました。

気づいたら薄暗い公園に着いたのですが、<コツ…コツ…>と後ろから不気味な足音が近づいてきて、私はパニックに陥ってしまいました。
また自転車を走らせ、もっと明るい場所に行けば良かったのですが、人間パニックになると本当に考えが回らなくなるモノです。
その時公園内で目に付いた一番明るい場所、トイレに逃げ込んでしまったのです。
一番奥の個室に入り、鍵を掛けてじっと息を潜めていました。

<コツ…コツ…コツ…コツ…>足音がトイレに入って来ました。

<ギィー…>トイレに入ってすぐの個室が開けられる音がしました。

<…バタン…>ドアが閉まります。

<コツ…コツ…コツ…>狭いトイレの中に足音が響きました。

<ギィー…………バタン…>順番に開けては閉めていました。

(あぁ、次はこのドアだ…)

私は恐ろしくなって、必至でドアノブを押さえ、ただただ顔を伏せているだけでした。
息を殺しているのですが、早くなった心臓の鼓動は非常に大きく聞こえて、あの男に聞こえてしまうのではないか?と思うとまったく生きた心地がしませんでした。

<コツ…コツ…コツ…コツ…>

(…ん?)

不思議な事に、その足音は私の入っているドアではなく、出口の方へと消えて行ったのです。
(まだ油断は出来ない。)
そう思った私は、そのままの姿勢を崩さず、じっと息を殺していました。

どのくらい経ったでしょうか。
そとも薄っすらと明るくなってきましたので、(いくらなんでも、もういい加減に大丈夫だろう。朝にもなったし、そろそろ人が出てくる時間だし。)私は意を決してドアの鍵を開け、そーっと隙間からトイレの中を確認しました。

当たり前ですがあの男の姿はありませんでした。
ドアの上下の隙間があまり開いていなかった為に気がつきませんでしたが、外はだいぶ明るくなっており、昨日の深夜の出来事が嘘のようでした。

ずーッと同じ体勢で力を入れていたので、全身にだるさがありましたし、晴れ晴れとした気分だったのでウーンと背伸びをしました。
「ヒッ!!」

次の瞬間、私は凍りつきました。
背伸びをしたときに何気なく目をやった個室外側の小窓から、あの男が覗いていたのです。

(あいつ、一晩中こっちを見ていたのか!!)

私は人の姿を求めて、一目散にその場から逃げ出しました

17.キノコ狩り

去年の秋の話なんだけど、田舎に住んでるから、近所の山にキノコとりに行ったんだ。
山の入り口に車を止めて、だいたい徒歩で3時間くらいのコースなんだけど、ナラタケとかブナハリタケとかがけっこう採れる場所でさ。
で、歩き出して1時間くらいしたとき、40歳くらいのオバチャン三人組とすれ違ったんだ。話し方からして、どこか関西方面の人達らしかった。
で、すれ違うとき、オバチャン達がぶら下げてた袋の中がチラッと見えたんだけど…入ってたのが、多分ネズミシメジとツキヨタケ。しかも大量に。
知らない人のために一応説明すると、両方とも毒キノコね。ツキヨタケのほうは死人が出るくらい強力。
俺は「おいおい、ヤベーだろうが、バカだな、コイツら」って内心思いながら、オバチャン達を小走りで追いかけて「そのキノコどうするんですか?」って聞いた。
突然声をかけられて、かなりけげんな顔してたけど、オバチャンAが「どうするって、もってかえるよ」って。案の定だったんで、俺が毒キノコだってこと説明すると、オバチャンBが
「あー、やっぱり!さっきのオッサンの言うてたとおりやわ…うちらは、ダマせへんで。あんた、このキノコほしいんやろ?」
って言い出して…
そのままオバチャンの話を聞いていると、どうやらオバチャン達は、今日、山で会った年配の男性に「美味しくて珍しいキノコ」って教わってネズミシメジとツキヨタケを採ったらしく、しかも、その時に
「珍しいキノコだから、『毒キノコだ』っていってダマそうとする人がいるから」
って聞かされたらしいんだね。何だよ、それ?そのジジイ何考えてんだよ?
キノコは間違いなく毒キノコで、しかも、少し知ってりゃ、見間違うことなんてありえないキノコなのに…。
とりあえず、オバチャン達を説得しようとしたんだけど、完全に疑われちゃって無理だった。最後には「図鑑見てください」とは言ったんだけど…

18.車で迎えに来た

20年近く前、まだ私が中学だった頃の事です。
当時、親戚のおばさんでTさんという方がいました。
小さい頃は気さくでよく喋る方だったのですが、