俺みたいな奴でもホストできるかな?
興味あるんだけど
できるよだれでも
ホストの待遇
給料は一日5000円+歩合制
遅刻無断欠席罰金有
ちなみに毎月売り上げ1位から3位までには賞金が出た。
仕事内容はほんとに、話すだけ。
酒を作ったりするだけ。
ちょっとした料理とかグラス食器洗いは専門の人がやってた
先輩のテーブルにつく。
先輩はノリがいい人で、ナンバーワンではないがイケメンだった。
まさにリア充って感じ。
客はババア。
俺は珍しく緊張していた。ガチガチに
先輩「ねえ、新人君も座らせていいかな?」
ババア「え、新人?いいよ!」
先輩「はい、いいよ」
俺「お席失礼いたします」
ババア「はーい」
先輩「俺りゅうせいって言うのよろしくね」
カーネルというのは
カーネルサンダースである。
つまり何も話さない人形。
緊張していたのだ。
悪いがそのホストクラブはそんなにイケメン揃いではなかった。
もちろんイケメンもいた。
でも俺のほうがかっこいいと思ってた。
あとから先輩に言われた
「まあどんなにナンパが得意な子でもさ、お金っていうものを挟むと最初は話せなくなっちゃうんだよねー」
俺は頑張ろうと思った。
途中で席をうつった。
ババアはババアだったけどまあ優しいババアだった。
ちなみにそのババアは先輩の担当だった。
ちなみにうちの店は永久指名である。
そしてここで事件が起きる。
2席目
俺とグルとヘルプの人とナンバーワンの人と客のテーブルだった。
客は明らかに風俗嬢。
ナンバーワンの人は藤原竜也をイケメンホストにしたイケメンだった。
・お客様の
年齢・職業・家庭
のことを聞いては行けない
・他の担当がついてる客と
電話番号、メアド交換、店外デートは禁止
あとから関わるのでこれをよくおぼえておいてほしい
そのときナンバーワンの人のイケメンさにもビビったが、ヘルプのひとの絶妙なヘルプ具合にもビビったし、風俗嬢の金の使い方にもビビった。
チリ毛頭で、顔もキチガイみたいでブサメンだったが、「盛り上げ役」と書かれたTシャツをきていた。
そして盛り上げるところは盛り上げ、目を背けるところはうまく目を背けていた。
そして俺とグルとヘルプはちょいちょい客と話しつつ、
俺は緊張して。グルは酒を飲んで、ヘルプは酒を作っていた。
そしてナンバーワンが言った。
「この子たち新人だからシャンパンいれてあげて」
そして入るシャンパン。(確か9万円くらい)
俺とグルに金は入らないが、酒好きのグルは感極まって土下座していた
「ありがとうございましたありがとうございました」
「うわーここまでするとかないわー」
みんな笑った。
その日は先輩に吉野家をおごってもらった。
まだ最初だから、先輩たちも優しいし、酒を飲んでわいわいやるだけで
最低でも5000円がもらえるなんておいしい仕事だった。
しかし。
翌日、グルは一人バックレて地元に帰った。
「うわーここまでするとかないわー」
グルもまた豆腐メンタルの持ち主だったのである。
俺は一人でも働き続けた。
そんなときババアの席についた。
ババア「若いよね?何歳?」
俺「18です!若いです」
ババア「元気あるー大野君みたい」
俺「大野君?ちびまる子ちゃん?」
ババア「ちびまる子ちゃんw」
先輩「じゃあ俺は?」
ババア「杉山君w」
俺「wwwwwwwww」
客にもよるが、
こっちに気を使ってくれるババア客は、
基本的に笑顔でいればヘルプはこなせるし、担当といちゃいちゃしたそうだったら席を離れればいい。
ババア「カラオケ歌ってwwww」
俺「いいですよ!何がいいですか」
ババア「ガゼットw」
俺はその頃V系にかぶれていた。
ちなみに手っ取り早くヤりたいならV系詳しくなってそこらへんのバンギャ落とすのが一番楽。
担当が他の席へ行ってる間
ババアにメアドを渡された
ババア「今寮なの?」
俺「店の寮っす」
ババア「新人なんでしょ?
ご飯とかたべさせてあげれるよ」
俺は飛びついた。
仕事後。ババアとメールを始めて、3日目の後会う約束をした。
ちなみに。
担当のついてる客との連絡先交換
罰金50万円
ババアがフーガで迎えにきた。
ババアと居酒屋に行く。
ババアは飯をおごってくれた。
ババア「臨也君おもしろいよね」
俺の源氏名は臨也だった。
もちろんデュラララからである。
ババア「臨也君に担当変えたいなー」
しかしそれはまずかった。
うちは永久指名だし、何よりこうして店外デートをしてることも、連絡先を交換したこともバレてしまう。
ババア「そーだよねーはははは」
ババア「じゃいこっか」
ついた。
夜のホテル。
ババアのフーガが車で駐車場に。
その夜のホテルは駐車場からそのままへやにつながってる夜のホテルだった。
俺はババアを搾取してるつもりが俺がババアに搾取されていたのだ。
ババア36歳、未婚、リストカッター。
俺は舌を噛み切って死にたかった。
ババアはメガネの似合うババアでババアだった。ババアはババア。
夜のホテル。
行ったことはあったが夜のホテルでしたことはなかった。
俺は死にたかった。
ババアがシャワーを浴びる音を聞いて吐いた。
俺はその晩、3回ババアとさせられた。
終わった後も吐いた。
ババアからは安物シャンプーの匂いがした。
俺の身体からも安物シャンプーの匂いがした。
俺は駅でおろしてもらって寮に帰って泣いた。
俺「かくかくしかじかでババアに犯されたもう辞めたい」
友姉「帰っておいで」
俺「でも見せの罰金が」
友姉「ちゃんとやめるっていっていえば追いかけられないよ」
友姉はキャバ嬢である。
かくして俺は4日目出勤した。
もうとらうまである。
何回洗ってもババアの臭いがした。
に言った。
俺「辞めたいです」
アギラオ「なんかあったか?飯でもいくか」
俺「給料は全部寮費と迷惑費にあててくださいすいませんでした」
俺は土下座した。
アギラオ「・・・ちょっとまってな」
アギラオさんはどこかに電話をかけ始めた。
色恋でもして店こさせろよ。困るだろ?ああ?」
俺はこの店の本質を見た。
俺はみせをとびだした。
アギラオさんは追いかけてこなかった。
エレベーターが運よくあいていた。
2階のフィリピンパブの姉ちゃんが乗っていた。
フィリピンパブ「どしたのそんなはして!」
俺「・・・・・・」 nbsp;
そのまま電車がなくて栄から名古屋駅まで徒歩で歩いて、
こわかったから始発まで名古屋駅前の路上で寝た
それ以来電話はくるが出てはいない
もう二度とホストはやはない
おわり
その前のレスと電話は関係ないのか?
>>147が正しい
ドンキ
ファミレス
鮨屋
雀荘
ファミマセブンローソン
引越し屋
居酒屋
カラオケ
マクドナルド
ガスト
テレアポ
とかある
あと住み屋もあったな。違法だけど。
次もよければ>>155
ローソンすぐ辞めたからあんまおもしろくないかも。
ローソン
時給1000円
時間帯22:00~6:00
ホストから地元に逃げ帰った俺は女装パブのあと・・・
また高校生になっていた。
入試を受けたのである。18歳の高校1年生。笑えねえ。
卒業するときには20歳。
ギャグみたいな人生。笑えよ。
とりあえず金が必要。
俺は近所のローソンでバイトを始める
相方のおっさんに仕事を教えてもらうが、
セブンで夜勤はやっていたので特に困らない。
2日目
独り立ち。
8時間を一人で過ごすのは寂しいが、そんなに仕事もなくて楽だった。
ここで変な客が来る。
へんなぼうしをかぶった若い女。
女「すいません」
俺「なんすか」
女「これ」
女が缶コーヒーを買った
俺「100円す」
100円を置く女。
シールを貼って渡す俺。