男「俺がやりたいんです」ゴシゴシ
女「ひょんあこといあえても…!」
男「?」ゴシゴシ
女「んっ…」
男「……」ゴシゴシ
男「……」ゴシゴシ
男「(楽しい…)」ゴシゴシ
女「(は、恥ずかしい…)」
男「終わりです」
女「ひゃい…」
男「出してください」
女「べー…」
男「満足」
女「はぁはぁ…」
男「なんだか疲れてますね」
女「男さんのせいです…」
男「すみません」
女「頑張ったご褒美ください」
男「……」
男「何がいいですか?」
女「…………」
女「キスがいいです」
男「…………」スッ
女「んっ…」
女「……も、もっとっ」
男「…………」ペロ
女「やっ…」
男「やめたほうがいいですか?」
女「やだ…」
男「俺もです」
女「……うれしい」
女「……」ギュッ
……
…
2時間後 お風呂
男「…………」
女「…………」
男「満足」
女「わたしもです!」ニコッ
翌日 朝
友「深夜にメールきてたのか」
男『悪い、映画日曜に変更したい。明日はずっと家にいる』
友「またドタキャンか」
友「せっかく週一のリフレッシュタイム設けてやってんのに」
友「…………まぁ上手くいったみたいだからいいか」
友『寿司3回で許そう』
夜 自宅
女「……さすがにもう帰らないとだめですね」
女「このままじゃずっと部屋にいてしまいそうです」
女「それに仕事の準備もしないといけないので」
男「そうなんですか」
女「もう少しで成績上位グループに届きそうなんです!」
男「すごいじゃないですか」
男「前は最下位争いしてたって言ってたのに」
女「あれからただ焦らしてたわけじゃないです!」
女「男さんに頑張ったの認めてもらいたくて」
男「俺はそんな人を認める立場の人間じゃ…」
女「好きな人に認めてもらいたいのってそんなにおかしいですか?」
男「!」
男「……えらいです女さん」
男「俺も認められるように頑張ります」
女「……」ニコッ
女「そうだ…」
女「男さんが書いたもの見てもいいって昨日言ってくれましたよね?」
男「……はい。言いましたよ」
女「よかった。あのときは興奮しててあんまり記憶がないので…」
女「でもしっかり読ませてもらいました」
男「え、本棚から探せました…?」
女「いえパソコンに打ち込んでいたのを見ました」
男「!!」
男「(勧誘をネタにしたやつか…)」
男「ていうかいつの間に見たんですか」
女「男さんが疲れ果てて寝てるときです」
女「あの押しかけ宗教勧誘女って私がモデルですよね?」
男「……そうです」
女「やっぱりそうでしたか」
女「すごい面白かったんですけど最後は納得いきませんでした」
女「……素人が生意気言ってすみません」
男「そんなことないですよ。意見言ってくれてうれしいです」
1時間後 自宅
男「まさかあれを見られるとは…」
男「最後が気に食わなかったってのは…」
男「ちょうど女さんが来る前に書き直したところだな」
男「……また見直さないとな」カタカタ
男「……」
男「!!」
男「わざわざこんなことしてくれたのか…」
男「…………」
男「…………」
男「売れよう」
男「…………」
男「…女さんに電話しないとな」カチカチ