【名作二次創作】のび太「ドラえもんとか、実際無理だろ」【完成度の高い読み物】

800:19:18:18.15 ID:

映画で言うとここまでの話はENDまで40分前って所かな
809:19:20:24.34 ID:

2049年、ある日本人が人工知能を有するロボットの発明でノーベル賞を受賞することにな
る。大きな技術革新に繋がったそのロボットのデザイン。その偉業に敬意を払って、そのロ
ボットのデザインが2112年に開発されたネコ型ロボットに採用された――

のび太「その日本人が、僕? でも僕は事業に失敗してセワシの代まで借金を残すんじゃ……」

ドラえもん「そうだよ。もちろんノーベル賞をとるのは君じゃない……出木杉くんさ」

810:19:20:45.48 ID:

な、なんだってー
819:19:22:10.55 ID:

出来杉恐ろしい奴・・・
823:19:22:26.67 ID:

のび太「出木杉くんが?」

ドラえもん「そう。君としずかちゃんが結婚した翌年、出木杉くんに誘われて君たちは再び
      共同研究を始める。研究のために君は多額の借金をするんだけど、完成間近に
      ついに資金が底を付いて、開発から手を引くんだ。でも出木杉くんはその後も
      研究を続け、君が手を引いた2年後、画期的なAI搭載コミュニケーションロボ
      ット『DORA-121』が完成。ノーベル賞を受賞するのさ。その『DORA-121』は君
      たちが作ってるこのDR-1のデザインをそのまま使ってる……もう、あとはわか
      るよね?」

のび太「あのロボットが……。でも、僕としずかちゃんが結婚しないとドラえもんが出来な
    いってのは?」

ドラえもん「もし出木杉くんとしずかちゃんが結婚したら、君は出木杉くんと共同研究が出
      来るかい? 出木杉くんと顔を合わせたくなくて、断るんじゃない?」

のび太「……そんな気がする」

ドラえもん「そこへいくと出木杉くんは人間が出来てるから、君としずかちゃんが結婚して
      も嫉妬せずにのび太くんを研究に誘ってくれるってわけ。出木杉くん一人じゃ
      ノーベル賞まではいけないからね」

828:19:24:38.55 ID:

多額の負債を負ったり、家焼けたりって結婚しなかった未来じゃね?w
第一話で提示された、このままののび太の最悪の未来、みたいな
838:19:26:08.25 ID:

のび太「そこまでハッキリ言わなくても……」

ドラえもん「まぁまぁ。これは本来の筋書きさ。
      僕が未来から来たことで、のび太くんにこらえ性ができる。
      その結果、借金が出来た後もノーベル賞こそとらないものの地道な発明を続け、無事に
      借金を返すと言うわけさ」

のび太「なるほど……」

848:19:28:15.93 ID:

タイム・パトロールが黒服の男を連行していく。
 黒服の男の持ち込んだひみつ道具も次々と押収されていった。

のび太「ドラえもん……もう帰るの?」

ドラえもん「うん……もう役目は終わったからね」

のび太「そっか」

ドラえもん「のび太くん、君は立派な大人だよ。親友の僕が言うんだから間違いない……そ
      れに僕がいなくなったって他に4人も親友がいるじゃない」

のび太「大丈夫だよ、僕は」

ドラえもん「約束だよ、のび太くん。僕を作ってね」

のび太「うん……」

867:19:31:04.99 ID:

タイム・パトロールが帰っていき、少ししてからジャイアンとスネ夫も病院に向かった。

しずかは二人に付き添っていく。

出木杉とのび太の二人だけが屋上に残り、夜空を見上げていた。

のび太「出木杉くんは病院に行かなくていいの? 腕折れてるんじゃない?」

出木杉「あとで行くよ。でも、その前にのび太くんと話がしたくて」

のび太「そっか。僕もだよ」

878:19:32:45.60 ID:

出木杉「帰ってったね。ドラえもん」

のび太「うん」

出木杉「最後に、ドラえもんと何を話していたの?」

のび太「約束をしたんだ。いつか必ず、僕がドラえもんを作るって」

出木杉「……君の作るロボットは、全部ドラえもんだよ」

のび太「え?」

出木杉「いつも思ってた。僕はどうして科学者として君に追いつけないのかって……勉強は僕の方が出来たのに」

のび太「……………」

出木杉「きっと想像力なんだ。のび太くんは僕には思いつかないようなことを思いつく。
それはたぶん、ドラえもんといた日々のおかげだよ。君はいつもドラえもんを目指していたんだ……
理屈に絡められすぎた僕には出来ない発想だよ」

895:19:35:48.71 ID:

のび太「……出木杉」

初めて、のび太は出木杉のことを呼び捨てにした。

出木杉「どうしたんだい、のび太?」

出木杉も、初めてのび太を呼び捨てにする。

のび太「しずかちゃんのこと、譲らないよ」

出木杉「そう……。これで僕も本気を出せる。今までは、変に遠慮してたんだ」

のび太「手加減なしだよ」

出木杉「望むとこだよ。君には負けないさ」

少し、沈黙。

のび太「助手になったのは僕が先だろ?」

出木杉「ただの人手不足って言ってなかった?」

お互い、ニヤリと笑いあう。

子供のころ夢見た未来に、少し近づいてる。

そんな気がした二人だった。

――おわり

908:19:36:46.52 ID:

>>1乙!!!!
はじめてなのに滅茶苦茶面白かったぞ!!
また、なんか書いてくれよ
926:19:37:33.98 ID:

>>1
乙でした!!!!!
また感動するSS頼むぜ!!!!!
996:19:41:05.22 ID:

1000なら
大山のぶ代の娘がドラを継ぐ
998:19:41:02.94 ID:

1000なら映画化